Daily Archives: 2020年8月13日

「上を向いて歩こう」は魔法の言葉

昨日、8月12日は日本航空123便墜落事故から35年の日でした

いつも話題になるのが、坂本九さん
当時、名前だけ知っている程度で、
騒いでいる報道を不思議な感覚で聞いていました

「上を向いて歩こう」

ウィキペディア(Wikipedia)には

「上を向いて歩こう」(うえをむいてあるこう、英題:スキヤキ、SUKIYAKI)は、坂本九の楽曲。
作詞は永六輔、作曲は中村八大
ビルボード誌では、1963年6月15日付に、現在においても日本人のみならずアジア圏歌手唯一となるシングル週間1位を獲得。
同誌の1963年度年間ランキングでは第10位にランクイン。
後に数多くのアーティストによってカバーされ、いまだに外国人によるモノマネのネタにもされる。
坂本や永六輔のメモリアルソングとしても用いられる。

とあります

演出家の宮本亞門さんによる「上を向いて歩こう」を歌う動画を一般の方に募り、編集した作品や
世界の18の言語で歌う「上を向いて歩こう」が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で1万回以上再生されて好評だったりと、
この新型コロナの影響を受けて、今再び脚光を浴びたことは記憶に新しいです

アメリカで1位を獲得した理由

その1つには、エンターテナーとしての彼の明るい人懐っこい笑顔と性格

2つ目は日本からの移民とその子供である日系世2世
第二次戦争時に「スパイ」、「お前は何人だ?」、「お前の祖国は?どちらの見方だ?」
常に偏見とレッテルを貼られ、それを証明するために
親子の対立を生みながらも、アメリカ軍に多くの日系2世の青年が米軍に志願したと聞きます
この辺りは山崎豊子さんの「2つの祖国」に詳しく書かれています
当然一番戦禍の激しい前線に送り込まれたりするのですが、
そういった虐げられた米国に生きる移民の日本人たちを始めアジア圏の人々の心に響いたこと

3つ目は坂本さんの歌い方
録音時に彼の「上を向いて、歩こうぉぅ、うぉぅ、うぉぅ♪」
という歌い回しに
「僕はそんな歌詞を書いた覚えはない!」と
永六輔さんが大激怒して詰め寄っというたエピソードを聞いたことがあります

当時、和製ロックンロールと言われるロカビリーや
ブラックミュージックと言われるジャズに傾倒、刺激を受けていた
坂本さんが少しジャジーな歌い方を取り入れて
単なるポップスの歌い方ではなく、彼独特の節回しだったこと
その旋律、雰囲気が、アジア系のみならず、当時それ以上に差別・偏見にさらされていた
黒人系やダウンタウンの人々の心にも響いたこと

いわゆる単なる歌が、「たまたま」ヒットしたのではなく、
そんな特殊な時代背景と人々の心の隙間に、まさに「応援歌」としての
歌の命が注ぎ込まれたからこそ、ヒットしたと聞いたことがあります

だからこそ、どんなに流暢に英語を真似しても、
どんなにビルボードの流行のリズムやスタイルを真似しても、
「はるばる外国から来たイロモノ」扱いにしかされず、
人の心にも刺さることなく、多くのシンガーがチャレンジするも
成功することは無かったとも言われています、、、

先日もテレビ東京
「3秒聴けば誰でもわかる名曲best100」
でも
「上を向いて歩こう」が第1位にランキングされていました

「日航機墜落事故35年」
「戦後75年」

メモリアルデーが続きます
この年齢になってやっと、いろいろな人の戦争体験の「今まで知らなかった」話を
よくテレビなどで耳にするようになりました
今まであえて、耳をふさいでいたのかも知れません
しかし、イマジネーションを超えて、史実(事実)は衝撃的です!
その一つ一つのエピソードに驚いたり、胸がいたみます

そんな時代のもう一つのドラマ『太陽の子』が終戦の日15日にNHK総合で放送されるようです
先月18日に急逝した三浦春馬さんも出演されています

辛い時、
寂しい時、
苦しい時、
やるせない時、、、

「頑張れ!」ではなく

「上を向いて歩こう」

素敵な歌ですね♪

PS
今夜も「ペルセウス座流星群」、流れます♪